ツグミ科

ルリビタキ

全長14cm程で雄の成鳥は上面がるり色で美しい。夏は四国・本州以北の亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬は低地の暗い林を好んで過ごす。主に地上で虫を捕らえて食べる。八国山にはほぼ毎冬少数が越冬に訪れる。

雄:八国山(2013.2.16)

雌:八国山(2011.1.10)

ジョウビタキ

全長14cm程で雄は体の下面のオレンジ色と顔の黒色が目立つ。冬鳥として全国に渡来し、明るい林、農耕地や公園など開けた場所で見られる。虫を捕らえて食べるが木の実も食べる。東村山では冬に雑木林の周辺、農地や公園などでしばしば見られるが、八国山・北山公園にも毎冬少数が渡来する。

雄:八国山(2008.12.7)

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雌:八国山(2010.1.3)

ノビタキ

全長約13cm。本州では中部以北の高原、北海道では主に平地の草原に夏鳥として渡来するが、春や秋の渡りの時期には、本州以南の低地の農地や河川の草原などで見られる。秋の渡りの時期にまれに北山公園や狭山公園に来ることがある。

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狭山公園(2011.9.24)

トラツグミ

全長約30cm。全国で繁殖するが積雪地のものは冬に暖地に移動する。山地の森林に生息するが、冬は平地の公園の樹林にもいる。主に地上でミミズなど土中の生き物を食べる。東村山では狭山公園や八国山の樹林に冬季ごく少数がやって来る。

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八国山(2008.3.16)

アカハラ

全長約24cm。本州中部以北の山林で繁殖する。冬は暖地に移動し、公園で見られることもある。主に地上でミミズや昆虫類を捕食する他、木の実も食べる。東村山では渡りの時期及び越冬期に見られることがあるが、八国山等で少数が越冬している。

八国山(2015.12.31)

シロハラ

全長約25cm。主に本州以南の積雪のない低地の林に冬鳥として渡来する。暗い茂みを好み、落ち葉をひっくり返してミミズなどの動物を捕まえるが、木の実も食べる。東村山では冬によく茂った樹林で見られることがあり、八国山にも少数がやってくる。

?狭山公園(2009.12.27)

ツグミ

全長24cm程。全国でもっとも普通に見られる冬鳥の一種。農耕地、公園や明るい林などで見られ、ミミズ、虫や木のみを食べる。東村山では全域の雑木林、公園や農地などに冬に渡来し、北山公園ではごく普通に見られ八国山でも見られる。

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八国山(2009.4.5)

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