タカ科

ミサゴ

全長はオス約60cm、翼開長150〜180cm程。全国に留鳥として分布するが、北日本のものは冬季南下する。海岸の他、広い湖沼や河川に生息し、空中から急降下して魚を捕える。冬季、多摩湖や狭山湖でしばしば見られるが、東村山市域にはめったに飛来しない。環境省レッドリスト:準絶滅危惧、東京都レッドリスト:絶滅危惧1類。

狭山公園(2014.1.3)

トビ

全長はオス約59cm、メス69cm、翼開長160cm程。本州以北に留鳥として分布し、平地から山地に生息するが海岸や湖沼で見られることが多い。動物の死体や小動物を食べる。狭山丘陵には普通に生息し、狭山公園で見かける。東京都レッドリスト:絶滅危惧2類。

狭山公園(2011.11.26)

オオタカ

全長はオス約50cm、メス約56cm、翼開長105〜130cm。本州・四国・北海道の平地〜山地の森林で繁殖する。冬は九州にも渡来し、農地など開けた場所にも現れる。ハト類など主に小型〜中型の鳥類を捕食する。狭山丘陵では数番(つがい)が繁殖し、東村山でも上空を飛翔しているのを見ることがあり、八国山で繁殖の確認もある。環境省レッドリスト:準絶滅危惧、東京都レッドリスト:絶滅危惧1類。

八国山(2011.4.3)

幼鳥:八国山(2019.7.16)

ハシブトガラスを攻撃:八国山(2013.12.30)

 

ツミ

全長はオス約27cm、メス約30cm、翼開長50〜63cm。全国の平地から山地の森林で繁殖する日本で最小のタカ。市街地の街路樹で繁殖することもある。主に鳥類を捕食する他、昆虫等も食べる。東村山では北山公園等で繁殖することがある。東京都レッドリスト:絶滅危惧1類。

ツミ

八国山(2014.4.14)

ハイタカ
全長はオス約32cm、約メス39cm、翼開長62〜76cm。本州以北の山林や北海道の平地の針葉樹林等で繁殖し、冬は大陸から渡ってくるものも合わせて全国で見られる。林や農耕地・河原等で主に小鳥類を捕食する。東村山では冬鳥としてまれに狭山公園や北山公園等で見られる。環境省レッドリスト:準絶滅危惧、東京都レッドリスト:絶滅危惧2類。

狭山公園(2009.12.27)

ノスリ

全長は約54cm、翼開長120140cm。主に四国や本州中部以北の山林で繁殖し、冬はほぼ全国の平地の農耕地・草原から山地に出現する。ネズミ等小型の動物を捕らえて食べる。狭山丘陵に少数が生息し、北山公園や八国山の上空にもまれに飛来する。東京都レッドリスト:絶滅危惧2類。

北山公園(2013.12.30)

 

北山公園(2009.12.6)

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