特定外来生物

ガビチョウ

東南アジア原産で、飼育個体の逃亡ないしは故意の放出が、野外への定着の主因である。渡りはせず定住的で、ヤブに営巣する。大きく、複雑な音色でよくさえずる。ガビチョウ類の定着が確認されている、九州・本州の低地林等の里山的森林において、これらの種が最優占種となり、群集構造が著しく変化している。また、長期的には在来種への直接・間接の負の影響も懸念される(環境省HPより)。八国山や狭山公園でもペアを確認している。

 

八国山(2013.2.9)

 

ソウシチョウ

東南アジア・東アジア原産で、九州・四国・本州の落葉広葉樹林や常緑広葉樹林に定着し、分布を拡大している。23都府県で分布を確認している。下層植生の発達した森林のササ群落中に営巣する。本種が優占種になることで、群集構造が著しく変化している可能性がある。長期的には同所種や捕食される小動物等への直接間接の負の影響も推定される。(環境省HPより)。東村山では近年急激に増えており、八国山や狭山公園で冬季に群れが観察される。 

 

八国山(2010.2.14)

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