東村山の鳥たち
東村山市で確認された鳥類は、「東村山市野鳥実態調査報告書(1995,東村山市)」によると93種を報告しています。「東村山の鳥類,東村山市史 資料編 自然(1998,東村山市史編さん委員会)」によると139種を報告しています。また、「東京都産鳥類目録2000 自治体編 Ver.1(2009,日本野鳥の会東京支部)」によると1975年-2000年の間に131種(外来種含む)を報告しています。主に市街地や里山環境に生息する種が記録されていますが、いずれの資料も東村山市域外の多摩湖での記録が混入しています(多摩湖堰堤付近に東村山市域があり、ここから観察した多摩湖の記録を東村山市としてリストアップしている)。
私はこれまで東村山市内で90種(特定外来生物含む)の鳥類を確認しましたが、そのうち83種を市内で撮影できました。また、マイフィールドである八国山・北川・北山公園では、77種(特定外来生物含む)の鳥類を観察しました。
八国山では主に森林性の鳥類が見られ、越冬期にはルリビタキ・シロハラ・トラツグミ、春と秋の渡りの時期にはキビタキ・センダイムシクイ等がやってきます。春から夏の繁殖期には鳥影が少なくなりますが、一年中生息するアオゲラ・ウグイス・ヤマガラ等を見ることができます。まだ未確認ですが、アオバト・ミヤマホオジロといった珍客も来るようです。
北川では主に水辺の鳥類が見られ、カルガモ・カワセミはいつも見られます。まれにカワウ・ゴイサギ等もやってきます。川の水がきれいになってきたせいか、カラス・ヒヨドリが好んで行水をしています。
北山公園では市の鳥ハクセキレイがよく見られ、園内のしょうちゃん池ではカワセミが巧みなダイビングで魚を捕らえます。上空にはまれに狭山丘陵で繁殖しているオオタカもやってきます。越冬期にはジョウビタキ・ツグミ・シメ等も現れ、鳥たちがもっともにぎやかな季節になります。
東村山市鳥類画像(科名をクリックすると拡大写真や解説が閲覧できます。撮影地は全て東村山市内)
カイツブリ科 |
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ウ科 |
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サギ科 |
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カモ科 |
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タカ科 |
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ハヤブサ科 |
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クイナ科 |
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チドリ科 |
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カモメ科 | ![]() |
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ハト科 |
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ホトトギス科 |
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カワセミ科 | ![]() |
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キツツキ科 |
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ヒバリ科 | ![]() |
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ツバメ科 | ![]() |
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セキレイ科 |
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ヒヨドリ科 | ![]() |
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モズ科 | ![]() |
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ツグミ科 |
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ウグイス科 |
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ヒタキ科 |
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エナガ科 | ![]() |
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シジュウカラ科 |
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メジロ科 | ![]() |
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ホオジロ科 |
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アトリ科 | ![]() |
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ハタオリドリ科 | ![]() |
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ムクドリ科 | ![]() |
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カラス科 |
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●外来種 コジュケイ ● 特定外来生物 ガビチョウ ソウシチョウ
東村山市鳥類目録